シマノのゾディアス169MH-Sのインプレ集

シマノの新生ZODIAS 169MH-Sは、アングラーを新しい釣りのステージへと導く革新的なロッドとして、多くの注目を集めています。このモデルは、グローバルスタンダードと称されるだけあって、高品質と洗練されたテクノロジーを併せ持っています。

カーボンモノコックグリップは、その独特の感度を引き立たせるために設計されたもので、手元に走る稲妻のような鋭い感受性を提供します。水中の微妙な変化や魚の動きを素早くキャッチできるこのグリップは、あたかも水面下の世界と直接対話しているかのような感覚を生み出します。

169MH-Sモデルは特に、食わせとパワーを見事に両立させた設計が注目されます。その繊細な穂先は、喰わせのタイミングを絶妙に捉え、カーボンロッド特有のパワフルなベリーを活かして確実なフッキングを可能にします。このモデルは、バックスライドリグやフリーリグ、ヘビーダウンショットリグなど、MLクラスのリグを操作しやすくするとともに、フッキング時にはMHパワーを発揮します。これにより、この1本のロッドで、異なる2つの要素をうまく兼ね備えることが可能となっています。

スペック的には、全長は6’9″（約2.06m）で、テーパーはFFタイプを採用。継数は2本となっており、仕舞寸法は176.1cm、自重は107gで、先径は1.6mmです。ルアーウェイトは5-21g、適合ラインはナイロン・フロロで7-14lbとなっております。さらに、グリップ長は244mmと、カーボン含有率は示されていないものの、カーボンモノコックグリップを採用しています。

このロッドは、釣りの新たな領域への旅を志すアングラーにとって、力強いパートナーとなること間違いありません。品質と機能性を兼ね備えたこのロッドは、その名の通りグローバルスタンダードを築き上げ、次の世代のアングラーたちを引き続き魅了することでしょう。