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25ブラックレーベルC67L/ML+ -BFのインプレ集

ベイトロッド

ダイワの「25ブラックレーベルC67L/ML+ -BF」は、ビッグレイク対応のベイトフィネスロッドとして開発されたモデルであり、フィネスな釣りを極めたいアングラーにとって欠かせない一本となるだろう。ティップにはLパワーを採用しながら、バット部分はML+に匹敵する強さを備えており、まさに繊細さとパワーを両立させた仕様だ。先代モデルである「19BLX SG 671L/ML+FB」の設計思想を引き継ぎつつ、高弾性カーボン「SVF」を採用することで、さらなる操作性と感度の向上を果たしている。

このロッドの大きな特徴のひとつが「へ」の字テーパーだ。繊細なティップと剛性のあるバットが絶妙なバランスを生み出し、硬いグラスや柔らかいウィードを的確に察知する高い感度を実現。まるでソリッドティップのような使い心地を持ちながらも、ウィードやグラスに軽くもたれさせてルアーを漂わせることができる。その結果、フィネスなアプローチが求められる状況下でもスタックを回避し、食わせの間を作ることが可能になる。ウィードエリアのみならず、シャローのストラクチャーやカバーを撃つ釣りにも適応し、魚を掛けてからはML+バットの強靭なパワーを活かして、大型のバスも容易にリフトできる。

このロッドが対応するルアーは、ネコリグ、ダウンショットリグ、スモールラバージグ、ノーシンカーリグ、フリーリグ、リーダーレスダウンショットリグなど、バスフィッシングの基本的なフィネステクニックを網羅している。特に、繊細な操作が必要な場面でその性能を発揮し、釣り人の意図通りにルアーを操ることができる。加えて、採用されている「SVF」や「X45X」、「ZEROSEAT」といったダイワ独自のテクノロジーが、ロッドの剛性やトルクを高めつつ、軽量化と感度向上を実現。これにより、釣り人が長時間使用しても疲れにくく、より快適なフィッシングを楽しめるようになっている。

25ブラックレーベルシリーズは、2025年に第4世代へと突入し、さらに進化を遂げた。16年にわたるブラックレーベルの歴史の中で蓄積されたノウハウが詰め込まれ、細身で洗練されたデザインと高い実釣性能を兼ね備えるロッドへと進化した。初代から受け継がれる「質実剛健」の精神を軸に、現代の釣りスタイルに適応する新たなアプローチを実現している。

その進化の根幹をなすのが「ユーザビリティ」だ。ロッドの汎用性を高め、釣り人が直感的に使いやすさを感じられるような設計が施されている。25ブラックレーベルシリーズでは、ベイト16アイテム、スピニング6アイテムの合計22アイテムが展開され、ビッグベイトやフロッグ、ミドスト、ホバストといった最新の釣りスタイルにも対応する幅広いラインナップを誇る。その中でも、「C67L/ML+ -BF」は、フィネスフィッシングの中でもバーサタイル性を持たせた一本となっており、単一の釣種に特化するのではなく、複数のスタイルに適応できるのが大きな魅力だ。

また、25ブラックレーベルシリーズ全体に採用されている「へ」の字テーパーは、バスフィッシングにおける巻きの釣りとワームの釣りの両方に対応する革新的なテーパーデザインとなっている。負荷がかかるとティップではなく、その後ろから曲がり始める設計により、ルアーの動きを最大限に活かし、ナチュラルなアクションを演出することが可能だ。リトリーブ時にはルアーを引っ張りすぎず、ワーミングでは障害物をかわしながらバイトチャンスを増やす。さらに、キャスト時には狙ったポイントに正確に打ち込むことができ、着水直前のサミングでティップが自然とお辞儀することで、ソフトな着水を実現する。

ダイワの最新技術が惜しみなく投入された25ブラックレーベルC67L/ML+ -BFは、フィネスフィッシングを極めたいアングラーにとって理想的なロッドだ。繊細な操作性と力強いバットパワー、そして高感度を兼ね備え、ウィードエリアやカバー撃ちといった様々なフィールドで活躍する。ロッドの一本一本に込められたダイワの技術と哲学を体感し、次なる釣行でそのポテンシャルを存分に引き出してほしい。

25ブラックレーベルC67L/ML+ -BFのインプレ集

25ブラックレーベルシリーズのインプレ動画がありました。